HomeClinic とは

概要
概要

HomeClinic について

HomeClinicは訪問歯科診療をサポートするソフトウエアです。

自社開発し、実際に訪問歯科診療を行う中で問題点をつぶし、随時改良を加えながら10年以上稼働してきたシステムで、訪問歯科の実務者が開発したシステムになります。

このシステムでできることは、大まかに言って3つです。

HomeClinic でできること① 介護のレセプトファイル作成

診療のたびに診療データを登録していれば、月末にウィザードを実行することで簡単に介護(居宅療養管理指導)のレセプトファイルを作成することができます  こちら

患者ごとに登録されている介護保険情報の有効期限が切れると、訪問日程表画面や印刷された日程表で警告表示されます。

作成したレセプトファイルはCD-ROMに保存して国保連に請求することができます。

HomeClinic でできること② 訪問診療スケジュールの管理

「訪問日程表」として、 訪問診療スケジュールの管理を行うことができます。 → こちら

タブ分けされた月曜~日曜まで各曜日のスケジュールを訪問車ごと(最大10台)に作成することができます。

各訪問先ごとに入時間と出時間を設定でき、診療を予定している患者さんを登録することができます。
登録された患者さんごとに治療内容や携行物(技工物等)を入力することができ、訪問先および患者さんごとのメモ書きなども入力することができます。

なんらかの理由でしばらく訪問しない患者さんは、休止登録しておくことができます。
休止登録された患者さんは休止理由や復帰見込日も入力することができ、入力した復帰見込日に近づくと氏名が赤く表示されるようになっており、スケジュールへの組み忘れを防ぐことができ、リコール管理としても利用できます

あらかじめ患者さんごと、訪問先ごとに都合情報(訪問に都合の悪い日時など)を入力しておけば、その情報を確認しながら(自動的にポップアップ表示されます)効率的にスケジュールを立てていくことができます。

スケジュール確定後、各訪問先ごとにFAXまたはメールにて日時連絡を行うことができます。

スケジュールの内容や新患の情報などは、担当スタッフへメールで送信することもできます。

作成した日程表はA4用紙に印刷することができます(氏名や訪問先や治療内容はもちろん、住所や連絡先、保険情報、前回診療日など、現場で必要な情報が印字されます)。

HomeClinic でできること③ 訪問診療関連の文書作成

訪問歯科診療で作成が必要な各種文書を作成できます。 → こちら

作成できる文書は以下の8種類になります

【居宅療養管理指導関連】
 情報提供書、指導記録、計画書、アセスメント票
【訪問歯科衛生指導関連】
 指導記録、内容説明書
【その他】
 治療計画書、歯科疾患在宅療養管理・管理計画書

登録された頻出センテンスから候補入力ができるようになっており、効率的に文書を作成できます。

上記文書のうち、情報提供書(居宅療養管理指導関連)、 内容説明書(訪問歯科衛生指導関連)はシステム上での名称をそれぞれ「診療内容報告書 兼 情報提供書」、「診療内容報告書 兼 内容説明書」としています。
これは両文書を訪問先施設などの介護事業者や患者さんご家族への報告にも使えるようにしているためです。

HomeClinic の要(かなめ)

②および③で作成したデータを利用する形で、医院スタッフ間、患者さん(家族)、訪問先施設、ケアマネージャーへの報告・連絡をFAXやメールで行うことができる仕様です。

送信処理はシステム上で完結します
(送信処理のために書類を印刷したり別ソフトを立ち上げたりする必要はありません)

たとえば、
ケアマネージャーさんへの情報提供書(居宅療養管理指導)、訪問先施設や関連職種への診療内容報告、患者さん(家族)への診療内容報告、訪問先施設や関連職種への訪問日時連絡、 患者さん(家族)への訪問日時連絡、スタッフ間のスケジュールや新患情報の共有などで利用できます。

介護関連事業所へのFAXには、下部に訪問歯科訴求用の広告を挿入できる仕様にもなっています。



雑務に忙殺される訪問歯科において、
できるかぎり電話に依存しない形で患者さんや介護事業者へのフォローができるインフラを整えたいという意図【手厚く、しかし効率的に】は、このシステム開発の大きなテーマのひとつでした。


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